倉廩(読み)ソウリン

デジタル大辞泉 「倉廩」の意味・読み・例文・類語

そう‐りん〔サウ‐〕【倉×廩】

米などの穀物を蓄えておくくら。米ぐらや穀物ぐら。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「倉廩」の意味・読み・例文・類語

そう‐りんサウ‥【倉廩】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「倉」は穀ぐら、「廩」は米ぐらの意 ) 米や穀物類を納めておく倉。こめぐら。くら。〔令義解(718)〕
    1. [初出の実例]「是は産業の財(たか)らなればとて是を倉廩(サウリン)収む」(出典太平記(14C後)一〇)
    2. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「倉廩」の読み・字形・画数・意味

【倉廩】そう(さう)りん

穀物ぐら。〔管子牧民〕倉廩實(み)ちて則ち禮を知り、衣足りて則ち榮辱を知る。

字通「倉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android