倶生(読み)くしょう

精選版 日本国語大辞典 「倶生」の意味・読み・例文・類語

く‐しょう‥シャウ【倶生】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「倶生起(くしょうき)」の略 ) 仏語煩悩の起こり方を示すものの一つで、煩悩が、体の生ずると同時に起こることを示すことば。分別起に対する。
    1. [初出の実例]「眼根の所取、眼識の所縁、八事倶生の体なり」(出典:栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)上)
  3. くしょうじん(倶生神)」の略。
    1. [初出の実例]「倶生(クシャウ)冥官をはじめ、無量の獄卒手分して、方々へ分散したる罪人を呼あつめ」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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