偃武(読み)エンブ

デジタル大辞泉 「偃武」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぶ【×偃武】

武器を伏せて使わないこと。戦争がやみ、世の中が治まること。「元和偃武

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精選版 日本国語大辞典 「偃武」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぶ【偃武】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「偃」は伏せるの意 ) 武器を伏せて、用いないこと。戦争をやめること。天下が太平になること。
    1. [初出の実例]「崇文以鼓篋、偃武以韜弦」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・述懐古調詩)
    2. [その他の文献]〔書経‐武成〕

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普及版 字通 「偃武」の読み・字形・画数・意味

【偃武】えんぶ

武器を伏せて用いない。〔書、武成〕王、より來(きた)り、豐に至る。乃ち武を偃(や)め修む。馬を山の陽(みなみ)に歸し、牛を桃林の野に放つ。

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