健康優良児(読み)けんこうゆうりょうじ

世界大百科事典 第2版の解説

けんこうゆうりょうじ【健康優良児】

心身が健康で学業その他の面でも優れている児童という意味であるが,1930年朝日新聞社主催,文部省・厚生省後援で,全国健康優良児童表彰会が発足してから,社会的関心を集めるようになった。これは,小学校六年生を対象とし,全国の応募者のなかから健康優良児を選ぶものである。戦争のため中断(1946‐48)はあったが,今日に至っている。当初は時代的背景もあって,体格体力の身体面に重点がおかれていた。しかし戦後は,WHO憲章の健康の定義にもとづいて,身体面に加えて学業面や行動面,さらには社会的な面(協調性や積極性など)も加味されて選ばれている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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