偶語(読み)グウゴ

デジタル大辞泉 「偶語」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ご【偶語】

[名](スル)向かい合って話すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「偶語」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ご【偶語・耦語】

  1. 〘 名詞 〙 二人でむかい合って語り合うこと。
    1. [初出の実例]「諸府衛士、往往偶語、逃亡難禁」(出典続日本紀‐養老六年(722)二月壬申)
    2. [その他の文献]〔漢書‐高帝紀〕

ごう‐ぎょ【偶語】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごう」「ぎょ」はそれぞれ「偶」「語」の漢音 ) =ぐうご(偶語)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「偶語」の読み・字形・画数・意味

【偶語】ぐうご

ひそかに話しあう。〔史記、高祖紀〕老、秦の苛法しむこと久し。誹謗するは族(族滅)せられ、偶語する市せらる。

字通「偶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android