傑然(読み)けつぜん

精選版 日本国語大辞典 「傑然」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぜん【傑然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 他よりすぐれているさま。傑出しているさま。
    1. [初出の実例]「王昌齢が宮詞の諸篇は〈略〉ことに傑然(ケツぜん)たるものならんか」(出典駿台雑話(1732)五)
    2. [その他の文献]〔荘子‐天運〕
  3. 心の動じないさま。意志がしっかりしているさま。毅然。
    1. [初出の実例]「終日終夜(ひねもすよすがら)飲むといへども傑然(ケツゼン)たる意気またたぐひなく見えける」(出典:洒落本・風俗八色談(1756)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「傑然」の読み・字形・画数・意味

【傑然】けつぜん

特出。〔後漢書、第五種伝〕伏して故(もと)の州刺第五種を見るに、然として自らち、曲に在りて(はうしよ)(賄賂)のひ無く、堂にして擇言(たくげん)の闕(けつ)無し。天性、惡を疾(にく)み、方にして曲ならず。

字通「傑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む