精選版 日本国語大辞典 「債主」の意味・読み・例文・類語 さい‐しゅ【債主】 〘 名詞 〙 債権を持っている人。債権者。貸し主。貸し手。[初出の実例]「債主をよひて、券ともを、しかしながら、とりあつめて、やきうしなひてけり」(出典:蒙求和歌(1204)一四)「後には、居宅をも売て、債主(サイしゅ)(〈注〉カシヌシ)に賠ふに至れり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)[その他の文献]〔後漢書‐陳重伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「債主」の読み・字形・画数・意味 【債主】さいしゆ 貸主。〔世説新語、任誕〕桓宣武(温)少(わか)くして家し。戲(局)して大いに(ま)く。債、敦求すること甚だ切なり。自ら振(すく)ふの方を思ふも、(計の)出づるを知る(な)し。~救を(袁)耽に求めんと欲す。~耽、素より名り。~に共に戲し、十一、直ちに數百に上る。字通「債」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報