僭用(読み)センヨウ

精選版 日本国語大辞典 「僭用」の意味・読み・例文・類語

せん‐よう【僭用】

  1. 〘 名詞 〙 分限を越えて使用すること。一定の身分、範疇の人が使うべき物をそれ以外の人が勝手に使用すること。
    1. [初出の実例]「官職の称呼を僣用(センヨウ)すると否とは勝手には許れまい」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳救世軍の卑劣)
    2. [その他の文献]〔南斉書‐高帝紀論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む