儕輩(読み)サイハイ

デジタル大辞泉 「儕輩」の意味・読み・例文・類語

さい‐はい【×儕輩】

仲間同輩。せいはい。
「私は少くも既往に於いて学校で―に負けたことがない」〈鴎外・羽鳥千尋〉

せい‐はい【×儕輩】

同じ仲間。さいはい。同輩。朋輩。「儕輩に抜きんでる」

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精選版 日本国語大辞典 「儕輩」の意味・読み・例文・類語

せい‐はい【儕輩】

  1. 〘 名詞 〙 同じなかま。朋輩。同輩。さいはい。
    1. [初出の実例]「十中之能殊軼儕輩歟」(出典明衡往来(11C中か)上本)
    2. 「学才の上から言って肩而上(かたいじゃう)は儕輩(セイハイ)を抽(ぬ)いで居る」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五)
    3. [その他の文献]〔魏志‐武帝紀〕

さい‐はい【儕輩】

  1. 〘 名詞 〙 同じなかま。同輩。ともがら。せいはい。
    1. [初出の実例]「私は少くも既往に於いて学校で儕輩(サイハイ)に負けたことがない」(出典:羽鳥千尋(1912)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「儕輩」の読み・字形・画数・意味

【儕輩】さいはい・せいはい

なかま。同輩。〔三国志、蜀、許靖伝注に引く魏略〕豈に(おも)はんや、別三十餘年、~儕輩略(ほぼ)盡きたり。幸ひに老いて足下と、竝びに種のと爲ることを得ん。

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