充足理由原理(読み)じゅうそくりゆうのげんり

精選版 日本国語大辞典 「充足理由原理」の意味・読み・例文・類語

じゅうそくりゆう‐の‐げんり‥リイウ‥【充足理由原理】

  1. 〘 連語 〙 ( [ラテン語] principium rationis sufficientis [ドイツ語] Satz vom zureichenden Grunde の訳語 ) 哲学で、どんな事実でも、それが成立するには、十分な理由がなければならないと要求する原理推理真理を保証する矛盾律に対して事実の真理を保証するものとしてライプニッツが、はじめてこの語を用いた。また、ショーペンハウエルは、生成、認識、存在、行為のそれぞれについて四種を区別した。理由律充足律充足理由律。〔論理学(1916)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android