精選版 日本国語大辞典 「充足理由原理」の意味・読み・例文・類語 じゅうそくりゆう‐の‐げんり‥リイウ‥【充足理由原理】 〘 連語 〙 ( [ラテン語] principium rationis sufficientis [ドイツ語] Satz vom zureichenden Grunde の訳語 ) 哲学で、どんな事実でも、それが成立するには、十分な理由がなければならないと要求する原理。推理の真理を保証する矛盾律に対して事実の真理を保証するものとしてライプニッツが、はじめてこの語を用いた。また、ショーペンハウエルは、生成、認識、存在、行為のそれぞれについて四種を区別した。理由律。充足律。充足理由律。〔論理学(1916)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例