ショーペンハウエル

精選版 日本国語大辞典 「ショーペンハウエル」の意味・読み・例文・類語

ショーペンハウエル

  1. ( Arthur Schopenhauer アルトゥール━ ) ドイツ哲学者。認識論的にはいっさいを自分の表象とする観念論立場をとり、形而上学的には真の実在は盲目的な生存意志であるとし、個人にとっては意志の不満と衝突が相継ぐ結果、苦痛に満ちた人生を送らざるを得ないという厭世観(えんせいかん)を主張した。この苦痛から解脱する道は、個別的意志を超える芸術活動か、意志を否定し去る境地に達するしかないと説いた。主著「意志と表象としての世界」。(一七八八‐一八六〇

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旺文社世界史事典 三訂版 「ショーペンハウエル」の解説

ショーペンハウエル
Arthur Schopenhauer

1788〜1860
ドイツの哲学
ベルリン大学でフィヒテ講義をきいて失望。ヴァイマルでゲーテと交わる。1820年ベルリン大学講師となったが,ヘーゲル名声の影響で聴講者がなかったため翌年辞任し,以来,在野学者として過ごした。彼の哲学は,カントの認識論に出発し,プラトンおよびインドのヴェーダ哲学の影響を受け,観念論・汎神論・厭世観を総合した「生の哲学」を説いた。その思想は19世紀末の厭世思想,特にニーチェに大きな影響をおよぼしている。主著『意志と表象としての世界』。

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とっさの日本語便利帳 「ショーペンハウエル」の解説

ショーペンハウエル

富は海水のようなものだ。多く飲めば飲むほど渇きをおぼえる。\ショーペンハウエル
ドイツの哲学者(一七八八~一八六〇)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ショーペンハウエル」の意味・わかりやすい解説

ショーペンハウエル
しょーぺんはうえる

ショーペンハウアー

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