光学的文字読取(読み)こうがくてきもじよみとり

百科事典マイペディア 「光学的文字読取」の意味・わかりやすい解説

光学的文字読取【こうがくてきもじよみとり】

optical character recognitionの訳で,ふつうOCRと略称される。MICRでの磁気文字と違って,ふつうのインキで書かれた文字を機械で認識させること。文字に光を当て,それを電気的信号に変換する受容器の部分と,その信号から各文字を認定する判別器の部分が必要となる。形,位置規格化された文字は,標準文字の形との重なりを調べるなどして比較的簡単に判別できるが,手書き文字の場合は千変万化でむずかしく,パターン認識においての代表的な課題の一つになっている。
→関連項目端末装置フォトダイオード郵便選別機

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android