光弾性モデル(読み)こうだんせいモデル

最新 地学事典 「光弾性モデル」の解説

こうだんせいモデル
光弾性モデル(地質構造の)

photoelastic model

光弾性物質でつくられたスケールモデル一種。モデルを歪み状態において内部に発生する応力分布を調べ,それから導かれる変形・破壊の性質を天然の地質構造と対比して,造構時の力学条件を推定するのに用いる。平面応力状態の二次元モデルの面に直角に入射する光は,主応力の方向に振動する二つの偏光に分かれ,その位相差は主応力差に比例する(Brewsterの法則)。したがって2枚の偏光板の間でモデルを観察することにより,主応力軸の方向や主応力差の等しい点の軌跡を知ることができる。透過法と反射法とがある。三次元モデルの場合は,熱硬化型樹脂が加熱時の応力による複屈折性を冷却後もそのまま残すことを利用した,いわゆる応力凍結法を用いる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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