日本歴史地名大系 「光琳寺町」の解説 光琳寺町こうりんじちよう 熊本県：熊本市熊本城下光琳寺町[現在地名]熊本市下通（しもとおり）一丁目下通町の西約四五間を並行して走る通りで、北端は下通町に面する知行取の大屋敷の南面に突当り、鉤状に折れて下通町に結び付く。南は楠（くすのき）町までを称する。高田原（こうだばる）地域中央西側を南北に走る全長約一〇〇間の短い通りで、南延長は鷹匠（たかしよう）町である。光琳寺町の町域は現在の下通一丁目四・五・七・九番地の中央地帯である。江戸時代には武家屋敷地帯であったため町名がなかったが、明治一三年（一八八〇）光琳寺町と称された。この通りの東側に光琳寺（江戸時代は高琳寺）があったことに由来する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
