六訂版 家庭医学大全科 「光線力学的療法」の解説
光線力学的療法(PDT)
(眼の病気)
光線力学的療法(Photodynamic therapy:PDT)は
近年、抗血管内皮増殖因子療法(抗VEGF療法)が登場すると、欧米における比較対象試験において抗VEGF療法の視力維持・改善効果がPDTのそれを有意に上回ったため、現在欧米でPDTはほとんど行われなくなってしまいました。しかしながら、加齢黄斑変性症の病型が欧米と日本では大きく異なり、欧米には少ない(約10%)とされるポリープ状
また、最近ではPDTの合併症をより少なくするために、レーザーの照射エネルギーを半量にするreduced-fluence PDTや、レーザーの照射範囲を必要最小限にするためにフルオレセイン
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報