児山城跡(読み)こやまじようあと

日本歴史地名大系 「児山城跡」の解説

児山城跡
こやまじようあと

[現在地名]石橋町下古山

姿すがた川左岸の台地上にある中世の城館跡。県指定史跡。本丸跡は東西約七七メートル・南北約八七メートルで、土塁と堀が原形をとどめる。土塁の四隅は櫓跡とみられる。この本丸を囲繞する堀・土塁は五重であった可能性もあり、とすれば城跡は東西二八〇メートル余・南北三二〇メートル余に及ぶ。小字名に本城ほんじよう中城なかじよう西城にしじよう北城きたじよう稲荷城いなりじようがあり、また本城には馬場ばんば西木戸にしきどという地名も残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「児山城跡」の解説

児山城跡

(栃木県下野市)
とちぎの景勝100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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