児山敬一(読み)コヤマ ケイイチ

20世紀日本人名事典 「児山敬一」の解説

児山 敬一
コヤマ ケイイチ

昭和期の哲学者,歌人 東洋大学名誉教授;「文芸心」主宰



生年
明治35(1902)年3月1日

没年
昭和47(1972)年4月22日

出生地
静岡県浜松市

学歴〔年〕
東京帝国大学哲学科〔昭和3年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
昭和27年東洋大学教授、同東洋学研究所長を経て名誉教授。歌人としては、「心の花」に属したが、昭和5年「短歌表現」を創刊。6年「短歌芸術論」を刊行。以後口語自由律に移り「動かれる青ぞら」「絵のように」「発願ころ」などを刊行した。戦後、歌誌「文芸心」を創刊、主宰。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「児山敬一」の解説

児山敬一 こやま-けいいち

1902-1972 昭和時代の哲学者,歌人。
明治35年3月1日生まれ。東京帝大で数理哲学を専攻し,昭和27年東洋大教授。はやくから佐佐木信綱に師事し,昭和5年「短歌表現」を創刊して口語自由律の作風をうちたてる。戦後は「文芸心」を主宰した。昭和47年4月22日死去。70歳。静岡県出身。著作に「数理哲学」,歌集に「動かれる青ぞら」「知らせの雪」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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