朝日日本歴史人物事典 「児島惣次郎」の解説
児島惣次郎
生年:明治2.12.8(1870.1.9)
明治大正期の陸軍軍人。岡山県出身。長野六三郎の3男。児島滋胤の養嗣子となる。明治23(1890)年陸軍士官学校,31年陸軍大学校卒。ドイツ駐在を経て,山県有朋元帥副官,大正7(1918)年中将。サガレン(樺太)派遣軍司令官などを経て,11年陸軍次官。軍政通として知られ,山県の副官のときに在郷軍人団の組織を献策。次官として山梨半造陸軍大臣による第1次陸軍軍縮の実行を助けた。
(戸部良一)
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