コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

児玉空々 こだま くうくう

2件 の用語解説(児玉空々の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

児玉空々 こだま-くうくう

1735-1811 江戸時代中期-後期の琴楽(きんがく)家。
享保(きょうほう)20年生まれ。徳川三卿のひとつ田安家の儒臣。幸田親盈(ちかみつ)に七弦琴をまなぶ。江戸安養寺で門弟に教授し,定期的に琴会をひらく。和漢の琴譜,琴書をあつめた。文化8年7月21日死去。77歳。名は慎。字(あざな)は黙甫。通称は喜太郎。別号は宿屋空々

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

児玉空々

没年:文化8(1811)
生年:享保19(1734)
江戸中期の代表的な琴楽家。田安徳川家の儒臣。名は慎,字は黙甫,通称喜太郎,空々は号。江戸に住む。琴楽は,孔子のころよりの七弦琴の古楽で,文人の四芸である琴棋書画のひとつ。日本では奈良・平安時代に行われて一旦消滅し,江戸初期に,徳川光圀に招かれた明の禅僧東皐心越によって再興された。空々は和算家の幸田子泉に琴を学び,江戸牛込の安養寺で弟子100人を擁する琴社迎暾閣を興し,日本琴学の最盛期を招いた。空々が集めた多数の和漢の琴譜,琴書は田安家に保存され,現在,国文学研究資料館に所蔵されている。

(岸辺成雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

児玉空々の関連キーワード徳川斉荘松尾翫古齋田安亀之助田安統道真伝対応時間の法則十五代(徳川十五代)田安治察田安慶頼徳川慶臧

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone