琴書(読み)きんしょ

精選版 日本国語大辞典 「琴書」の意味・読み・例文・類語

きん‐しょ【琴書】

  1. 〘 名詞 〙(こと)書籍。また、琴をひくことと読書すること。文人のたしなみとされた。
    1. [初出の実例]「琴書左右、言笑縦横」(出典:懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈下毛野虫麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐陶潜伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「琴書」の読み・字形・画数・意味

【琴書】きんしよ

弾琴と読書。晋・陶潜〔帰去来の辞〕親戚話をび、琴書を樂しんで、以て憂ひをさん。

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