児童観(読み)じどうかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「児童観」の意味・わかりやすい解説

児童観
じどうかん

子供はどのようなものであるかについてのおとな見方。児童観は,各人の価値観相違や子供に対する期待大小により異なるから,時代や社会環境によって児童観も異なってくる。封建社会では,子供はおとなを縮小したものと考えられ,おとなの秩序を押しつけられていた。近代社会では,基本的人権を尊重する思想に基づき,子供の特性が重んじられ,子供は小さなおとなではないと考えられるようになった。そして,子供の発達に応じた扱いを受け,福祉面においても種々の措置法,施設整備拡充されてきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の児童観の言及

【子ども(子供)】より

…したがってどの範囲の人々が子どもと呼ばれ,またその子どもがどんな特色で表されるかは,それぞれの時代と文化によって異なり,逆からいえば,子どものありようが時代精神の深層を露呈するということになろう。これら子どもという範疇を規定する時代精神の,意識的・認識的な側面が児童観と呼ばれ,より潜在的・基層的な面は児童感,あるいは子どものイメージなどという言い方でとらえられている。最近はしばしば〈子どもへのまなざし〉という,より象徴的な把握が試みられているが,これは両者がより一体的・統合的に機能すると考えられ始めたことを示している。…

※「児童観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む