入佐山墳墓群(読み)いるさやまふんぼぐん

日本歴史地名大系 「入佐山墳墓群」の解説

入佐山墳墓群
いるさやまふんぼぐん

[現在地名]出石町下谷魚屋

入佐山一帯の墳墓群。昭和六二年(一九八七)・同六三年に調査が行われ、三基の古墳墳丘をもたない一六基の木棺直葬墓を発見した。木棺墓は弥生時代後期から古墳時代前期、古墳はおよそ四世紀後半から六世紀初頭のもの。一号墳は明治―大正期に墳丘に手が加えられ、形を損じているが、二〇×一六メートルほどの長方形墳と推定される。四つの墓壙があり、中央のものは七×二メートル、この古墳からの発見と伝える家形埴輪は五世紀後半のもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む