入砂島(読み)いりすなじま

日本歴史地名大系 「入砂島」の解説

入砂島
いりすなじま

渡名喜村の属島。無人島。渡名喜島の北端ワタンジ崎の西約四キロに位置し、面積〇・二六平方キロ、最高地点標高三二メートルの低島。出砂いですな島ともいう。地形は三角点を最高点とし北東から南西へ延びる長さ約四五〇メートル・幅約二〇〇メートルの丘陵の北側に、南北約四〇〇メートル・東西幅約五〇〇メートル、標高約五メートルの海岸低地が団扇状に広がっている。その東側には南北に延びる海岸砂丘が分布し、周囲の砂浜の北側と北東側に板干瀬(ビーチロック)が発達している。島の周囲はイノー(礁池)と干瀬(礁原)環状に取囲んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「入砂島」の解説

入砂島

沖縄県島尻郡渡名喜村、渡名喜港の北西約3.8kmに位置する無人島。太平洋戦争後、米軍に接収され、射撃訓練場となっている。

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世界大百科事典(旧版)内の入砂島の言及

【渡名喜島】より

…面積3.5km2。西方約4kmにある無人島の入砂(いりすな)島とともに島尻郡渡名喜村を形成する。人口616(1995)。…

※「入砂島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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