入綾(読み)いりあや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

入綾
いりあや

舞楽における舞人退場法の一種。唐楽の特定の曲 (いずれも4あるいは6人舞) において,舞人全員がうしろ向きとなり,舞いながら中央によって縦に一列となり,降台する舞人以外は舞い続けて下臈の舞人から順次退場する様式。当曲 (舞楽の中心となる曲) を続けて奏する。入手 (いるて) といえば,出手 (でるて) と同じ舞手をおのおのの舞座で同時に行い,終了後,左回りにその場で一周して順次下臈より降台することで,特定の退場楽を用いるが,当曲を重ねて奏するときは重吹 (しげぶき) という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

いり‐あや【入×綾】

舞楽で、退場するとき、舞いながら舞台を降りる演出。また、その舞。入舞(いりまい)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いりあや【入綾】

舞楽が終わり、舞人が舞いながら舞台を退くこと。入舞いりまい

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

余震

初めの大きい地震に引き続いて,その震源周辺に起こる規模の小さい地震の総称。大きい地震ほど余震の回数が多く,余震の起こる地域も広い。余震域の長径の長さは,地震断層の長さにほぼ対応している。マグニチュード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android