全国中小企業団体中央会(読み)ぜんこくちゅうしょうきぎょうだんたいちゅうおうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全国中小企業団体中央会」の意味・わかりやすい解説

全国中小企業団体中央会
ぜんこくちゅうしょうきぎょうだんたいちゅうおうかい

各種中小企業団体の全国中央組織。 1963年の中小企業基本法契機に本格的な組織化が始り,その後組織は飛躍的に拡大した。事業協同組合商工組合商店街振興組合など全国および都道府県の各中央会に加盟する各種中小企業団体は約3万 5000 (1993.3) 。従来中小企業団体の設立目的は,金融コスト,売上・受注に関する問題解決や情報交換,親睦などが主であったが,最近では極端な人手不足を背景に労働力確保,人材養成,福利厚生の充実,労働条件や職場環境の改善など労務管理問題への積極的な対応が求められている。

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