全国購買農業協同組合連合会(読み)ぜんこくこうばいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい

百科事典マイペディア の解説

全国購買農業協同組合連合会【ぜんこくこうばいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい】

全購連略称農業協同組合購買事業の中央機関。都道府県経済農業協同組合連合会で構成され,肥料飼料農薬農機具等の生産資材や各種生活物資の購買のほか,飼料や地下たび等の工場子会社として経営。全国購買組合連合会(1923年設立)の後身で,1948年設立。1972年全国販売農業協同組合連合会全販連)と合併全国農業協同組合連合会となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

全国購買農業協同組合連合会
ぜんこくこうばいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい

全購連と略称される。農協組合員に肥料,飼料,農薬などの生産資材や生活用品を供給するために共同購入する中央機関として大きな役割を果した組合連合会。全国販売農業協同組合連合会とともに 1948年農業協同組合法に基づいて設立され,72年3月全販連と合併,全国農業協同組合連合会を設立して解散した。

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世界大百科事典(旧版)内の全国購買農業協同組合連合会の言及

【全農】より

農業協同組合(農協)が行う経済事業(共同販売事業と共同購買事業)の全国組織・機関である。1972年,全国販売農業協同組合連合会(全販連)と全国購買農業協同組合連合会(全購連)とが合併して設立され,今日に至っている。全国の各市町村にある農協の経済事業は都道府県単位ごとに組織された経済農業協同組合連合会(経済連)を通じさらに全農へとつながった3段階の系統組織によって運営される。…

※「全国購買農業協同組合連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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