全国高等学校写真選手権大会(読み)ぜんこくこうとうがっこうしゃしんせんしゅけん

知恵蔵mini の解説

全国高等学校写真選手権大会

全国の高等学校の写真部・写真サークルを対象とし行われる写真大会。通称「写真甲子園」。主催は写真甲子園実行委員会、後援文部科学省・北海道・北海道教育委員会・共同通信社・NHK他。第1回は1994年で、以降毎年1回開催されている。第1回大会の応募校数は161校で、2014年の21回大会では521校にまで増えた。高校生3名でチームを結成し、予選は自由テーマで4枚~8枚の組写真を1作品として応募(1校1作品)、各ブロックの代表校18校ほどが決定される。代表校のメンバーと監督は、夏休み期間中の数日間、北海道の本戦会場に行き、東川町美瑛町上富良野町東神楽町旭川市ならびに大雪山国立公園一帯の撮影フィールドで撮影し、テーマのある組写真を提出する。審査は公開で行われ、優勝・準優勝・優秀賞・敢闘賞・町民が選ぶ特別賞・キヤノンスピリット賞などが選ばれる。2014年大会では、8月4日に代表校が東川町に入り、5日に開会式が、6日~8日に本戦が行われ、交流会や国際写真フェスティバルへの参加などを行い、11日に解散した。

(2014-9-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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