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高等学校 コウトウガッコウ

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デジタル大辞泉の解説

こうとう‐がっこう〔カウトウガクカウ〕【高等学校】

中学校卒業者に高等普通教育および専門教育を施すことを目的とする学校。修業年限は3年。ただし、定時制・通信制の課程では4年以上。高校。
旧制で、中学校の4年修了、またはそれと同等以上の学力があると認められた男子に高等普通教育を施した学校。修業年限は3年。旧制高校

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百科事典マイペディアの解説

高等学校【こうとうがっこう】

1947年学校教育法に基づき設置された義務教育終了後の男女を収容する学校。普通教育とともに専門教育も行い,全日制(3年),定時制・通信制(ともに4年以上),国・公・私立の別がある。
→関連項目学年制学校高等教育中等教育

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世界大百科事典 第2版の解説

こうとうがっこう【高等学校】

日本の高等学校(高校)には2種類ある。第1は第2次世界大戦前の高等学校であり,第2は戦後に発足した高等学校である。両者とも名称が同じであるので,その混同を避けるため,前者を旧制高等学校,後者を新制高等学校と呼ぶことがある。
[旧制高等学校]
 1894年に公布された〈高等学校令〉によって,それまで高等中学校と称されていた学校が高等学校と改称され,それとともに,第一(東京),第二(仙台),第三(京都),第四(金沢),第五(熊本)高等学校(一高,二高などと略称)が登場した。

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大辞林 第三版の解説

こうとうがっこう【高等学校】

中学校教育の基礎の上に、高等普通教育および専門教育を行う学校。1947年(昭和22)、学制改革により発足。全日制(三年)の課程のほか、定時制・通信制(三年以上)の課程がある。高校。
旧制で、中学校四年修了者および同等以上の学力のある男子に高等普通教育を施した学校。修業年限は三年。1894年(明治27)高等中学校を改組して第一高等学校以下五校を発足させ、順次全国の主要都市に置いた。帝国大学の予科の役割を果たし、1947年(昭和22)の学制改革で廃止された。旧制高校。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高等学校
こうとうがっこう

日本の小学校6年、中学校3年の義務教育を修了した者が進学する学校。現在の高等学校(高校)は、旧制高等学校とはまったく性格が異なり、第二次世界大戦後の学制改革により誕生したいわゆる六三制義務教育に続く3年間(全日制。定時制、通信制の場合は3年以上)を担当する後期中等教育機関であり、1948年度(昭和23)からスタートした。
 学校教育法(昭和22年法律26号)第50条は「高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施すことを目的とする」と規定する。すなわち、高等学校の理念は以下のとおりである。
(1)九年制義務教育(小学校教育6年、中学校教育3年)の修了者に広く開かれている、単線型の学校体系の後期中等教育段階に位置すること、(2)国家・社会の必要に応じてではなく、生徒の心身の発達を考慮した教育を行うこと、(3)万人に必要な普通教育のうち、「初等(小学校)」「中等(中学校)」に続く「高等」普通教育と、その後の進路に応じた専門教育とをあわせて施すこと。
 当初は、この基本理念を実現するために、
(1)高等学校への進学にあたって選抜学力試験は行わない、(2)男女共学を奨励する、(3)定時制や通信制によって進学の機会を拡大する、(4)小学区制(1学区1高等学校が理想)とする、(5)普通学科と専門学科を同一学校に併設する総合制とする、などの原則によって、高等学校の普及が図られた。後に(2)男女共学、(4)小学区制、(5)総合制は「高校三原則」とよばれる。
 しかし、戦争によって疲弊した第二次世界大戦後の日本は、この理想を実現する条件をあまりにも欠いていた。とりわけ1952年(昭和27)の対日講和条約発効により完全に独立して以後、独力で国を再建し、経済成長を図るための政策を遂行する過程で、高等学校の理念や原則が大幅に修正されることになった。修正された点は下記のとおりである。
(1)試験制度(高校入試)の導入、(2)生徒の必要よりも、国家・社会の必要を強調、(3)男女共学を効率性の面から抑制、(4)職業高校や定時制・通信制と全日制普通高校との分離、(5)学科の細分化や大幅な選択科目制の採用による共通教育の縮小、(6)小学区制から中学区制・大学区制への切り替え。
 今日、中学校卒業者の96.4%(2008)が高等学校に進学し、この点では、全国民に開かれるという第二次世界大戦後の理想が実現されたかにみえる。しかし、単位制高校(1988年導入)、総合学科(1994年導入)、特色ある学科・コースの創出(2002年以降)、さらには従来の六三制を複線型化し中高一貫教育を行う中等教育学校の導入(1999年)など、「高等学校」はひとことでくくれないほど多様化している。こうしたことにより、学校間には歴然とした序列が生じ、受験競争が激化する。しかし一方では、国民の共通教養の修得どころか、不本意入学者など多数の生徒たちの学習意欲の減退や怠学の現象がみられるなど、さまざまな問題が生じている。多様化する生徒と急激な社会変化を背景に、ますます「高等学校」の定義づけをむずかしくしている。[桑原敏明]
『菊地栄治編著『高校教育改革の総合的研究』(1997・多賀出版) ▽藤田晃之著『新しいスタイルの学校――制度改革の現状と課題』(2006・数研出版) ▽月刊高校教育編集部編『高校改革がわかる本――その歴史とこれからの展望』(2006・学事出版)』

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