全欧安保協力会議首脳会議(読み)ぜんおうあんぽきょうりょくかいぎしゅのうかいぎ(その他表記)CSCE Summit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

全欧安保協力会議首脳会議
ぜんおうあんぽきょうりょくかいぎしゅのうかいぎ
CSCE Summit

1990年 11月にパリで開催された CSCE首脳会議で,新しいヨーロッパの秩序を目指して,次のような成果を確認,21日閉幕した。 (1) CFE (ヨーロッパ通常戦力) 条約調印NATOおよび WTOの相互不可侵宣言,(2) ヨーロッパの新しい指針を定めたパリ憲章採択・調印,(3) WTOの軍事機構廃止の確認,(4) CSCE常設事務局 (プラハ) ,紛争防止センター (ウィーン) ,自由選挙事務所 (ワルシャワ) の設置,(5) 首脳会議を2年に1回,外相理事会を年1回開催し,前者は 92年にヘルシンキで開くこと,などである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む