八剣神社・神明社合殿(読み)はつけんじんじや・しんめいしやごうでん

日本歴史地名大系 「八剣神社・神明社合殿」の解説

八剣神社・神明社合殿
はつけんじんじや・しんめいしやごうでん

[現在地名]一色町佐久島 西屋敷

三河湾上に浮ぶ佐久さく島の東部鎮座。熱田大神・天照大神を祀る。八剣神社の創立は万寿年間(一〇二四―二八)に天台宗薬師寺鎮守として八剣宮を勧請したのが始まりという。薬師寺は焼失し、八剣宮は村の鎮守として現在に至る。本殿は江戸時代初期の建築手法を伝える。八日講まつりは明和二年(一七六五)の発祥といい、八角凧に向かって矢を射る歩射の神事である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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