八剣神社(読み)やつるぎじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「八剣神社」の意味・読み・例文・類語

やつるぎ‐じんじゃ【八剣神社】

  1. 名古屋市熱田区にある熱田神宮別宮である八剣(はっけんぐう)旧称。熱田神宮正面参道の左側鎮座元明天皇が和銅元年(七〇八)に創建して宝剣を奉納したのが始まり。明治一三年(一八八〇)八剣宮と改称

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日本歴史地名大系 「八剣神社」の解説

八剣神社
やつるぎじんじや

[現在地名]羽島市竹鼻

竹鼻たけはな町の北端ぎやく川西岸沿いに鎮座。祭神日本武尊。旧郷社。天正九年(一五八一)竹鼻たけがはな城主不破源六が城の鬼門にあたる現在地に、竹ヶ鼻村字須賀すかから奉遷したと伝え、尾張国神名帳に載る中島なかしま郡従三位赤竹天神にあたるといわれている。江戸時代には竹ヶ鼻村の産土神で、寛文一二年(一六七二)中興造営され、さらに元禄七年(一六九四)新造された(「八剣宮外記」社蔵)。また明和四年(一七六七)には惣氏子中により本社・拝殿などが修復されている(社蔵棟札)


八剣神社
やつるぎじんじや

[現在地名]諏訪市小和田 田宿

祭神は八千矛神で、日本武尊と誉田別尊を合祀する。もと高島たかしま村にあり、高島築城によって現在の地に移った。古くは諏訪湖漁船の船別銭によって造替えがなされ、鎌倉時代のものと考えられる十三所造営(守矢文書)の八剣の条に「御造営之時者懸海中船別銭建立之」とあり、このことは永禄八年(一五六五)武田信玄の「諏方上下社祭祀再興次第」にもみえる。


八剣神社
やつるぎじんじや

[現在地名]蒲郡市三谷町 七舗

祭神日本武尊。創立は寛治年中(一〇八七―九四)とも建久元年(一一九〇)ともいう。三河国内神名帳に「従五位上 八劔天神 坐宝飯郡」とある社。旧暦九月九日、一〇日に行われていた三谷祭は、神輿(市指定文化財)が海中を渡御して東の若宮神社へ、翌日は若宮神社から当社への神幸祭(市指定無形文化財)を中心に、御鯛かざりの行事、各区の山車などで賑った。

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事典 日本の地域遺産 「八剣神社」の解説

八剣神社

(愛知県岡崎市大門3-29-6)
ふるさとの森」指定の地域遺産。
面積2,700【m2】

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事典・日本の観光資源 「八剣神社」の解説

八剣神社

(長野県諏訪市)
信州の神社百選」指定の観光名所。

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