八畝村(読み)ようねむら

日本歴史地名大系 「八畝村」の解説

八畝村
ようねむら

[現在地名]大豊町八畝

南小川みなみこがわ支流、北流する南大王みなみだいおう川の西岸にあり、怒田ぬた村・南大王村の西に位置する山村。「土佐州郡志」は「東西三十町南北二里」と記す。地名は天文二四年(一五五五)五月八日付の中村豊楽寺鐘勧進帳(蠧簡集)に「北地九名」の一としてみえる。天正一六年(一五八八)の豊永地検帳に「八畝名」とみえ、検地面積五町二五代三歩、うち田分二町六反六代四歩、畠分一町二反三一代五歩、屋敷二五・堂床一で一町一反三七代。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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