八般私賤(読み)はちはんしせん(その他表記)p'alban sach'ǒn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八般私賤」の意味・わかりやすい解説

八般私賤
はちはんしせん
p'alban sach'ǒn

朝鮮朝鮮王朝 (李朝) 時代の賤民階層。賤民には七般公賤 (官庁,寺院,駅亭の奴婢など) と八般私賤とがあり,私賤は公賤より身分が低い。八般私賤とはヤンバン (両班)書院郷校などの奴婢,僧侶,令人,才人,巫女,白丁,鞋匠などを8段階に区分したものをいう。粛宗 16 (1690) 年の大邱地方の統計では,奴婢の人口は全体の約 43%,戸数は 37%で,そのうち私奴婢は約 96%にも及んだという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ヤンバン 両班

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む