八苦和新田(読み)やくわしんでん

日本歴史地名大系 「八苦和新田」の解説

八苦和新田
やくわしんでん

[現在地名]朝日村上田沢かみたざわ

上田沢村東方梵字ぼんじ川支流の八久和やくわ川左岸山間地に位置する。延宝四年(一六七六)頃から上田沢の村人耕作を始め(鶏肋編)、その後しだいに開墾者が増えて同村の枝郷となった。元禄八年(一六九五)検地が行われ、同年の検地帳(南支所文書)では反別は一反八畝余・分米一石五斗余、六人の名請人が記載される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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