公是(読み)コウゼ

デジタル大辞泉 「公是」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぜ【公是】

世間一般に正しいと認められている事柄
人心の―に背き天下耳目を障塞するもの」〈中村正直明六雑誌一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「公是」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぜ【公是】

  1. 〘 名詞 〙 一般の人が一致して是(ぜ)と認める事柄。おおやけの正しい道。
    1. [初出の実例]「人心の公是に背き天下の耳目を障塞するもの日々に除きたれば」(出典:明六雑誌‐一一号(1874)西学一斑〈中村正直訳〉)
    2. [その他の文献]〔荘子‐徐無鬼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android