デジタル大辞泉 「公界人」の意味・読み・例文・類語 くがい‐にん【▽公界人】 「公界者くがいもの」に同じ。「会うて一礼言ひたしとは思せども、遊君は―」〈浄・扇八景〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「公界人」の意味・読み・例文・類語 くがい‐にん【公界人・苦界人】 〘 名詞 〙 特定の主人などをもたず、公界(世間)に奉仕し、公衆の共有財産として存在した、連歌師、算置、遊女などをさしていう。公界者。公界往来人。[初出の実例]「あれあれ、くがい人(ニン)ぢゃと聞(きい)たが」(出典:雲形本狂言・孫聟(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例