公界者(読み)クガイモノ

デジタル大辞泉 「公界者」の意味・読み・例文・類語

くがい‐もの【▽公界者】

1 世間に出しても恥ずかしくない者。世間に顔出しのできる者。
「算置きも―ぢゃ。なぜに打擲ちゃうちゃく召された」〈虎寛狂・居杭〉
2 見えを張る者。
「傾城は―、五十両の目くさり金取り替へた僭上せんしゃう」〈浄・冥途の飛脚〉

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精選版 日本国語大辞典 「公界者」の意味・読み・例文・類語

くがい‐もの【公界者】

  1. 〘 名詞 〙 =くがいにん(公界人)
    1. [初出の実例]「魯仲連は人にも不仕して公界もので」(出典:史記抄(1477)一二)
    2. 「傾城はくがい物」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)中)

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