六儀(読み)りくぎ

精選版 日本国語大辞典 「六儀」の意味・読み・例文・類語

りく‐ぎ【六儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中国の周代、祭祀賓客朝廷・喪紀・軍旅・車馬六つのことに関する儀式。〔周礼‐地官・保氏〕
  3. りくぎ(六義)
    1. [初出の実例]「歌道には風、賦、比、興、雅、頌の六儀に配当す」(出典:神道伝授(1644‐47)十八字配当之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の六儀の言及

【後宮】より

…その員数や名称は時代によって異なるが,唐制によれば,後宮の人的構成は,内官・宮官・内侍省の3部より成る。内官は妃嬪たちで,妃(正一品)・六儀(正二品)・美人(正三品)・才人(正四品)の4等級に分かれた。宮官は,尚官(総務)・尚儀(礼楽)・尚服(衣服・車馬)・尚食(食膳)・尚寝(住居)・尚功(工芸)の6局に分かれ,正五品以下の女官がこれを分掌した。…

※「六儀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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