六十分法(読み)ろくじっぷんほう(その他表記)sexagenary system

精選版 日本国語大辞典 「六十分法」の意味・読み・例文・類語

ろくじっぷん‐ほう‥ハフ【六十分法】

  1. 〘 名詞 〙 角度時間などの単位の定め方。一度(または一時間)の六十分の一を一分、一分の六十分の一を一秒とする。

ろくじゅうぶん‐ほうロクジフハフ【六十分法】

  1. 〘 名詞 〙ろくじっぷんほう(六十分法)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六十分法」の意味・わかりやすい解説

六十分法
ろくじゅうぶんほう
sexagenary system

平面角の大きさを表わす方法円周を 360等分した弧に対する中心角を1度 (記号°) とし,1度の 1/60 を1分,1分の 1/60 を1秒とする。弧度法ラジアンとの関係

1°=(π/180)rad=0.017453…rad

である。この角度分割法はきわめて古く,バビロニアやエジプトの古代天文学において1年 (約 360日) に1回転する恒星天が1日に動く角度として決めたのがその起源である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む