六夜待(読み)ろくやまち

精選版 日本国語大辞典 「六夜待」の意味・読み・例文・類語

ろくや‐まち【六夜待】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にじゅうろくやまち(二十六夜待)」の略 ) 陰暦の一月と七月の二六日の夜、月の出を待って拝むこと。月光に彌陀・観音・勢至三尊が姿を現わすと信じられた。江戸では多くの人々が高輪・湯島・九段など海辺高台に集まり宴を催して月の上るのを待った。六夜。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「イヤモ何方(いづかた)も六夜待、精細豆腐で飲ませぬ」(出典浄瑠璃・いろは歌義臣鍪(1764)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む