海綿動物門のうち、一綱Hexactinellidaを構成する動物の総称。この類は、骨片が三軸性の基本型をもつのが特徴。深海産で比較的大形の種類を含み、ケイ酸質よりなる骨片が大きく、骨格がしっかりしているものが多いので化石として残りやすい。微小骨片を有するので、その形状によって次の二つの群に分けられる。(1)両盤体をもつものでバテイカイメンやホッスガイを含む。(2)六放星体をもつものでキヌアミカイメン、カイロウドウケツ、ツリガネカイメンなどを含む。分類上、石灰海綿と対比する意味で、かつて無石灰海綿のなかに尋常海綿とともに編入されたことがある。
この類は、深海産のため人の目につくことは少ないが、カイロウドウケツなどは骨片の束が細かい籠(かご)の目のようになっており、外国でも「ビーナスの花籠」とよび古来飾り物として珍重されてきた。日本の六放海綿は相模(さがみ)湾産のものがよく研究されている。
[星野孝治]
→カイメン
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…カイメンの寿命についてはよくわかっていないが,淡水カイメンは1年以内と考えられている。しかし,六放海綿類で直径が1mにもなるウマカイメンの1種は50年以上もたっているといわれる。
[分類]
海綿動物は骨格の特徴から次の3綱に分けられる。…
※「六放海綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新