六鄰荘(読み)ろくりんそう

日本歴史地名大系 「六鄰荘」の解説

六鄰荘
ろくりんそう

[現在地名]日南市飫肥四丁目

大手の広小路おおてのひろこうじの東、現在の飫肥おび営林署と道を挟んで北にある。幕末から明治期の飫肥藩重臣で、家老・執政・大参事などを勤め、「日向地誌」「六鄰荘日誌」「南日誌」「日向纂記」「日向私史」などの著作でも知られる平部南の旧宅。現在も玄関に平部家の定紋の入った建物(主屋)石垣などが残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android