共同電話(読み)キョウドウデンワ

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精選版 日本国語大辞典 「共同電話」の意味・読み・例文・類語

きょうどう‐でんわ【共同電話】

  1. 〘 名詞 〙 二人の電話加入者が、それぞれ一個の本電話により、一本の加入回線を共通に使用する電話のこと。共同線。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「共同電話」の意味・わかりやすい解説

共同電話
きょうどうでんわ

電話局と加入者間の1回線を複数の加入者が共通に利用している電話。普通別々に電話番号がついていて信号も別々に鳴る(同時に鳴るものもある)。一方の加入者が通話中のときは、他の加入者は通話ができず、秘話装置がないと話の内容が漏れるなどの欠点がある。設備費や使用料が安く、電話回線を有効に使えることから、使用回線の少ない住宅などに利用されてきたが、利便性などから減少傾向にある。

[宇治則孝・星野博文]

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