デジタル大辞泉 「兵燹」の意味・読み・例文・類語 へい‐せん【兵×燹】 《「燹」は野火の意》戦争による火災。兵火。「大阪―の余焔が」〈鴎外・大塩平八郎〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「兵燹」の意味・読み・例文・類語 へい‐せん【兵燹】 〘 名詞 〙 ( 「燹」は野火の意 ) =へいか(兵火)[初出の実例]「頃年以来、兵燹相継、所在成レ墟」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・上清拙和尚)「是は兵燹のおこるべき祥瑞なりとぞ」(出典:随筆・胆大小心録(1808)三一)[その他の文献]〔宋史‐神宗紀二〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「兵燹」の読み・字形・画数・意味 【兵燹】へいせん 兵火。〔宋史、神宗紀二〕(熙寧九年)詔して、岷州の界の鬼の兵燹を經たるに錢を賜ふ。脅從せられて來歸するは、其の罪を釋(ゆる)す。字通「兵」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報