兵馬司(読み)ヒョウマシ

デジタル大辞泉 「兵馬司」の意味・読み・例文・類語

ひょうま‐し〔ヒヤウマ‐〕【兵馬司】

律令制で、兵部省に属し、牧馬兵馬・駅伝の馬、その他公私の馬牛のことをつかさどった役所。大同3年(808)馬寮めりょう合併。つわもののうまのつかさ。

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精選版 日本国語大辞典 「兵馬司」の意味・読み・例文・類語

ひょうま‐しヒャウマ‥【兵馬司】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、兵部省の管轄する官司一つ。牧馬・兵馬・駅伝の馬、その他公私の馬牛のことをつかさどった司。正(かみ)、佑(じょう)、大・少の令史(さかん)などの職員を置く。大同三年(八〇八)廃止され、兵部省に合併。へいばし。つわもののうまのつかさ。〔令義解(718)〕

つわもののうま‐の‐つかさつはもの‥【兵馬司】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、兵部省の管轄する官司の一つ。牧馬、兵馬、駅馬、官馬牛のことをつかさどる。大同三年(八〇八馬寮(めりょう)に合併した。→ひょうまし

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