其の許(読み)ソノモト

精選版 日本国語大辞典 「其の許」の意味・読み・例文・類語

その‐もと【其許・其元】

  1. 〘 代名詞詞 〙 対称近世、同等またはやや目下の相手に対して用いる。→そこもと
    1. [初出の実例]「そもそも我等がそのもとを恋したふて」(出典:浮世草子・傾城歌三味線(1732)一)

其の許の補助注記

「其許」「其元」はともに「そこもと」「そのもと」両様に読め、江戸後半期には「そこもと」と並行して用いられたが、「そこもと」の方が標準的な言い方であったらしい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む