内ノ倉山横穴群(読み)うちのくらやまよこあなぐん

日本歴史地名大系 「内ノ倉山横穴群」の解説

内ノ倉山横穴群
うちのくらやまよこあなぐん

[現在地名]日南町生山

日野川左岸の内ノ倉山の山腹、標高三三〇メートル付近に築造された古墳時代の横穴群。昭和五九年(一九八四)に土砂採取中に発見され、翌年発掘調査が行われた。同六三年にも調査が実施され、合計二〇基の横穴から構成されていることが判明。横穴は袋状の平面形をもち、断面は丸天井形のものが多く、羨道部に側壁石と天井石を有する特色をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android