内丸最一郎(読み)ウチマル サイイチロウ

20世紀日本人名事典 「内丸最一郎」の解説

内丸 最一郎
ウチマル サイイチロウ

明治〜昭和期の機械工学者 東京帝国大学教授。



生年
明治10(1877)年9月15日

没年
昭和44(1969)年4月3日

出生地
静岡県

学歴〔年〕
東京帝大工科大学機械工学科〔明治35年〕卒

学位〔年〕
工学博士

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔昭和6年〕

経歴
明治35年東京帝大工科大学講師、36年4月助教授。44年から欧米に留学して、機械工学について研究、大正2年帰国。6年7月工科大学教授に就任。13年3月定年退官。以後、機械技術教育に専念して、多くの技術者を養成、内燃機関蒸気機関タービンポンプなど機械工学の先覚的役割を果たした。退官後は日産自動車日立製作所などの顧問を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内丸最一郎」の解説

内丸最一郎 うちまる-さいいちろう

1877-1969 大正-昭和時代の機械工学者。
明治10年9月15日生まれ。大正6年母校東京帝大の教授。内燃機関,水力蒸気タービンなどの研究で知られ,おおくの工学書をあらわした。昭和44年4月3日死去。91歳。福岡県出身。著作に「蒸気機関」「水力タービン」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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