内侍のじょう(読み)ないしのじょう

精選版 日本国語大辞典 「内侍のじょう」の意味・読み・例文・類語

ないし【内侍】 の じょう

  1. ( 「掌侍」と書く ) 内侍司第三等の官。もと従七位相当だが、後に従五位。正四人、権(ごん)二人うち、第一位を一の内侍、または勾当(こうとう)の内侍という。通常は、単に「ないし」という。しょうじ。
    1. [初出の実例]「授掌侍正五位下大和宿禰館子従四位下、従五位下菅原朝臣閑子為掌侍」(出典続日本後紀‐承和六年(839)三月壬辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android