内侍の司(読み)ないしのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「内侍の司」の意味・読み・例文・類語

ないし【内侍】 の 司(つかさ)

  1. 令制後宮十二司一つ。常に天皇近侍して奏請・伝宣の事に当たり、また、後宮礼式などをつかさどった。職員女子で、尚侍(ないしのかみ)典侍(ないしのすけ)掌侍(ないしのじょう)女嬬(にょうじゅ)などがある。
    1. [初出の実例]「内侍司多置職員」(出典:続日本紀‐宝亀一〇年(779)一二月己未)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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